他社インクジェット技術との違い

1.自社でヘッドを開発設計、製造し、装置も開発する

装置メーカーは通常ヘッドメーカーからヘッドを購入しシステムをインテグレートするのみです。 しかしマイクロジェットはヘッドまで自社開発できるので、要望に応じたオリジナルヘッドも対応可能です。その結果として今までにないバイオ分野専用のヘッドの開発に成功しました。

  • ①通常のインクジェットヘッドでは水は飛ばせないが、吐出可能なヘッドを開発
  • ②金属や接着剤を一切使用していないヘッド
  • ③吸い上げや洗浄が自在なヘッド

2.液とインクジェットヘッドのマッチングに精通

印刷用インクやUVインク、銀等のナノ粒子液、これらはどれも長年の年月をかけて開発したインクジェット専用の液です。これが上手く飛ばせるのは当たり前です。しかし現実にはバイオの分野では液は様々な種類があり、どれもインクジェット専用の液ではありません。従って、これらの液をどうやって上手く吐出させるかはまさにノウハウが必要です。マイクロジェットはこのヘッドと液のマッチング部分に豊富な経験が有り、これまでに1000種類以上の液についての経験があります。
粘度と表面張力を作り込んだ程度では、うまく飛ばせる確率はかなり低くなります。

3.液滴を安定して飛ばし続けるための信頼性確保技術に精通

インクジェットヘッドには大きさが10ミクロンの気泡が一個侵入しただけで、不安定な状態となります。また、目詰まりもインクジェットの信頼性を損ねる大きな問題です。これらの対応には現象を見極め、繰り返し実験をする中で、問題の本質を把握し、適確な対策を盛り込んでいくことが必要です。 それには膨大な量の実験データを取り、解析していく事が必要です。マイクロジェットは25年以上におよぶインクジェット経験を生かして、これらのノウハウを装置に盛り込んでいます。外見が同じように見える装置であっても、その中に盛り込まれているノウハウの量には大きな差があります。それは使ってみればすぐにわかります。

株式会社マイクロジェット製品お問い合わせ先

▲ページTOPへ